通常は地域の小学校を卒業すると同じ校区の中にある中学校に進学しますが、将来の目標や自分の性格を考えて進学する中学校を選んで勉強することもできます。新潟県では国立大学の附属中学校、教育に特色のある私立中学校、そして近年各地で設置が進められている公立の中等教育学校があります。
これらの学校はたくさんあるわけではなく、入学できる人数も限られているため、志望する小学生に対して「選考検査」を行い合格者の決定をしています。この「選考検査」にはいろいろなものがあり、受験する学校によって、国語、算数、理科、社会のテストがあったり、作文や面接があったりします。入学を希望する生徒はそれに合わせた準備が必要になります。
小学校卒業後の進路選択図
将来の進学の可能性を広げ、学習の土台作りを行う大切な時期を過ごすのですから、学校の姿勢を確認しておくことは必要です。さらに重要なのは、子どもの成長を促す環境であるかということです。その学校が子どもの性格・性質に合っているか、その環境での生活を本人が望んでいるかどうかなど、総合的に判断する必要があります。それぞれに明確な校風や特徴がありますので、必ず学校説明会などには足を運び、先生の声や学校の雰囲気を感じることが大切です。